向日葵のように真っ直ぐ成長してほしい。
FC TOYOAKE
『FC TOYOAKE』は、平成12年に豊明市の暁幼稚園の園児を中心にサッカークラブとしてスタート。現在は、幼児から小学生までの約120名が所属している。
チームの象徴でもあるエンブレムは、豊明市の花である向日葵(ひまわり)をモチーフとしたデザイン。
「子供たちが向日葵のように、真っ直ぐ、伸び伸び成長してほしい」という想いを込めて作られたモノだ。
チームが目指すのは、「意外性のあるサッカー」。
サッカーを通じて創造力を育み、チャレンジ精神旺盛な子になってもらいたいためだ。
そのため、指導は低学年から一貫指導。創造力を育むサッカーをベースとしながら、各カテゴリーごとに目標を設定し、それを積み重ねることで、スムーズなレベルアップを実現する育成システムが構築されているのも同クラブの特徴のひとつ。
設立から同クラブの運営・指導にあたる伊藤代表は、チームについてこう語る。
「実は数年前、試合の人数が揃わず、チームを存続すべきか悩んだ時期があります。そんな時に、当時のキャプテンに「一人になっても続ける覚悟はあるか?」と聞くと、「一人でもやります!」と返答が…。その瞬間、猛省しました。選手が諦めていないのに、指導者が諦めるのかと。その時に諦めなかったから今がある。だから、OBの子たちが誇りに思えるチームにしたいですね」
地域の人々が、年齢・性別関係なく楽しめるスポーツ環境づくりも視野に入れている同クラブ。
これからも向日葵のように、真っ直ぐ、成長を続けていく。