「こころひとつに夢をつかめ」
目指せ全国大会!
安城エンジェルズ
安城市で活動している女子ソフトボールチーム「安城エンジェルズ」。
以前は子供会として活動していたが、数年前に「小中一貫でソフトボールに打ち込める環境を」と、小学生チームを「安城エンジェルズ」、中学生チームを「トリプルA」とし、クラブチームへ移行。
小学生チームには、現在、小学3年生から6年生までの14名が所属している。
卒団生には、地元企業の「デンソー」ソフトボール部で活躍する選手もおり、指導力の高さにも定評がある。
鈴村良介監督はチームについてこう話す。
「メリハリをもって練習に臨んでいるので、時には厳しく指導することもあります。それで涙を流す子もいますが、逃げずによくやっています。クラブチームなので、勝つことも大切ですが、それ以上に心と身体の育成に力を入れています」。
キャプテンの和田真空さんはチームについて、「“みんなで助け合ってプレイすること”を目標にプレイしていきたい」と話す。
ムードメーカーの久野日奈多さんは、「以前いたチームは人数不足で活動停止になってしまった。ソフトボールが大好きなので、今こうしてプレイできることに感謝しています。もっと多くの人にソフトボールをやりに来てほしい」とソフトボールへの情熱を語ってくれた。
ある親御さんは、「こうして6年間子供とべったり過ごすことができるのはソフトボールのおかげ。もしやっていなかったら、こんなに子供と過ごす時間はなかったと思います。本当にありがたいです」と目を細めた。
目標に向かって努力する子と、それに寄り添い、支える親。
この親子関係が、互いに力となり、目標に向かって突き進む推進力となることだろう。
心をひとつに。
みんなで全国大会を目指す。