楽しさを追求するサッカークラブ。
VIVA FC
『VIVA FC』は、今年設立したばかりの中学生のサッカークラブ。
地元の東浦町の子だけではなく、名古屋や三河地区からも多くの子が所属している。
チームのモットーは“楽しさの追求”。
青に白のボーダーのユニフォームを着た選手たちが、実に楽しそうにサッカーをしている。
選手たちに話を聞くと、「小学校からやってて楽しかったから」や、「体験に来たらみんなが楽しそうにやっているのを見て、自分もやってみたくなった」など、今の仲間たちと一緒にプレーできることが楽しくてたまらない様子だった。
選手たちと常に笑顔で接する監督に、指導方針について伺った。
「サッカーを心から楽しめるよう、選手それぞれが持つ“個性”を尊重してあげたい。それを軸に、できるプレーを少しずつ増やしていくことで、将来もサッカーをプレーしてくれる選手になってほしい。サッカーにはさまざまな問題や課題がある。それにぶち当たった時、“ツライ”と捉えるのではなく、楽しみながら乗り越えてほしい。大事なことは結果ではなく、その過程。過程を楽しむことで、人間として大きく成長できると考えます」。
さらに同クラブでは、勉強にも注視。
クラブ活動に勉強時間を設け、サッカーだけではなく、勉強も頑張ることで、将来の選択肢の幅を広げる“文武両道”を掲げているのも特色のひとつ。
試合ではまだまだ負けることが多い。だが、今後が楽しみなクラブでもある。
なぜならば、“過程”の大事さを知っているのだから。