創部31年。
地域に愛されるクラブ。
マルヤスFC83
JFLに所属する「FCマルヤス岡崎」の下部組織として活動している少年サッカークラブ「マルヤスFC83」。
「子供たちにサッカーの楽しさを知ってほしい」と、マルヤス工業株式会社サッカー部のOBが集まり、チームを設立。
一貫性のある指導で、サッカーを通じて、精神力や技術、礼節の向上を図り、健全な青少年の育成に力を注いでいる。
31年目を迎えた現在は、幼稚園児から小学6年生までの約170名が所属し、存分にサッカーを楽しんでいる。
チームを創設した兵頭さんに話を聞いた。
「子供たちがサッカーを楽しめる環境を維持できるよう努めてきました。個人技術をしっかり身に付けることを第一に、コミュニケーションを大切にしています。指導の強みのひとつが、コーチ全員が、地域リーグで活躍した選手であるということ。実際に子供たちの目の前で『やって見せる』ことで子供たちの理解も深まる。子供たちは真似ることから始めます。なので、トレーニングには、必ずデモンストレーションを入れるようにしています」。
子供たちに話を聞くと、「ゴールを決めた時」、「ボールを奪った時」など、自分に任されたポジションの役目を果たす楽しさを見つけていた。
技術と共に、挨拶や礼儀、スポーツマンシップを学びながら、存分にサッカーを楽しめるチーム。
これからも地域に密着し、指導者と保護者が力を合わせて、子供たちにサッカーを楽しむ環境を提供し続けていく。