トヨタヴェルブリッツCUP

このスクラムを、忘れない。

トヨタ ヴェルブリッツカップ ラグビー大会が3月17日(土)、行われた。出場したのは県内の12チーム。小学5,6年を中心としたメンバー。西三河からエントリーした刈谷・岡崎・豊田の3チームにスポットをあて、年間ラストを飾る彼らの勇姿を振り返る。

手入れの行き届いた芝のグラウンド。それをなでるように吹いた春の風に、気合のこもった声援がいくつもいくつも突き刺さる。豊田市のトヨタスポーツセンター内ラグビー場には、多くの保護者、OBらが駆け付け、選手らにとって1年間の集大成となるこの日を大いに盛り上げていた。特に、この大会を最後にチームを引退する6年生からは、並々ならぬ気迫が感じられた。
ラグビー選手、と聞くと、比較的大柄な体格を思い浮かべるかもしれない。今大会でも、小学生ながら身長が170cm以上もある選手や、がっちりとした体格の選手が多く見られた。彼らの体から繰り出される力強いタックルや、相手の上に覆いかぶさるジャッカルなどは勇ましく、目を引く。しかしぐるりと全体を見回すと、全選手の約半数が、小柄なのだ。選手らに話を聞くと、「相手の低い位置に素早くもぐりこんでいくようなタックルは、小柄な選手のほうが得意だったりする」との意見が多数。直後、ふと、歓声につられて視線を移すと、まさに小柄な選手が体重60kgはあろうかという相手をタックルでとらえていた。
また、数名ほど女子選手も。豊田の棚田温香さん(5年)に話を聞くと、「兄の影響で(ラグビーを)始めた。女子選手でも、負けない気持ちとプライドがあればぶつかっていける。自分で相手を食い止めることができるのが楽しいところ」と目を輝かせた。とあるチーム関係者は話す。「男女や体格の違いより、勢いとガッツ、強くて大きい相手にも逃げずに立ち向かえる精神力が大切。卒団してもそのことを忘れずに、それぞれの環境でラグビーを続けていってほしい」。
結果、優勝は刈谷。豊田は3位。岡崎は11位の成績を収めた。全てを出し尽くし、思いの丈をぶつけた彼ら。スクラムを組む肩に感じた熱い友情を、きっと忘れることはないだろう。

刈谷ラグビースクール

キャプテン・小川琉唯斗君(6年)「声を出しあって、いいプレーができた。全体的にチームの得意とするタックルを活かした、自分たちらしい試合運びができた。中学でもラグビーを続けて、個人的にはサインプレーを上達させたい」
木下歩奈弥さん(6年)「自分の持ち味は、味方の少し前方に出せるパスの正確さ。この大会でも活かせたと思う」
中山二千翔君(6年)「最後なので悔いのない試合にしたいと思っていた。足の速さを活かしてこれからも頑張りたい」

豊田ラグビースクール

キャプテン・髙木一貴君(6年)「普段から、今日の大会を想定して練習をしてきた。中学ではサインプレーを学んで、攻めの姿勢を大事にしたラグビーをしていきたい」
渡辺圭祐君(6年)「タックルの精度を上げたい。どんな状況でもすぐに体制を整えて、正確なタックルができる選手になりたい」
今西陽紀君(6年)「ラインアウトやジャッカルが得意。相手に負けないという気持ちを持ち続け、将来は強いラグビー選手になりたい」

岡崎ラグビースクール

キャプテン・藤田柊哉君(6年)「今日はディフェンスがよくできていたと思う。守りから攻めに転じると強いチームなので、後輩たちはそこを伸ばしていってほしい」
柴田佳祐君(6年)「自分はバックスだけど、フォワードに入ると力が出せると思う。タックルには自信があるので磨きつつ、中学では基本をしっかり学びなおしたい」
松田流輝君(6年)「コートを広く取るラグビーを心がけたい。中学でも続けて、将来はパナソニックのワイルドナイツのメンバーになりたい」




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