子ども会の
垣根を越えて
梅園レンゴーズ
岡崎市梅園地区を中心に活動する男子ソフトボール、女子フットボールからなる「レンゴーズ」。ソフトボールは毎年行われる市内大会出場を目標に5月の連休明けから毎週土日に活動する。町内大会で負けたらその年は解散となってしまうため練習にも熱が入る。ソフトボールは男子だけの為、今年新たに女子フットボールチームも設立された。
代表に話を聞くと、「地域に子ども会が無い。自身の子どもはクラブチームに所属していたが、クラブに所属しない子どもたちでも活動できる場があればと思い立ち上げました。モットーは楽しく。未経験の子たちも含め楽しんでやっていきたい」という。試合の様子を見ても子どもたちが楽しんでプレーする姿がうかがえた。「やりたい子が集まってできたチームなのでチームの雰囲気も非常によく練習できている」また楽しんでいる反面、どの子もボールへの集中力が高く、点差が大きく開いても貪欲に点を取りに行く。選手たち自ら考え動く姿が印象的だった。
団員数は1年生も含め13名メインは5、6年生だが、この日は1年の子がキャッチャーとして出場する場面も見られた。
町内大会の試合会場には中学生のOBたちも応援に駆け付け同じ地域の子どもたちの絆の強さが感じられた。この日レンゴーズは男女とも見事勝ち上がり市内大会の出場権を得た。地域の有志が集まり大人も子どももチームに愛着を持って活動する。夏季限定の活動となるが子どもたちの貴重な思い出になるだろう。(文 外崎浩子)