50年の歴史
総勢525人が熱戦。
安城東部祥学館50周年記念少年剣道交流大会
「安城東部祥学館50周年記念少年剣道交流大会」が9月17日(月)、安城市体育館にて開催された。「感謝」をテーマに安城東部祥学館と交流ある近隣の道場、剣道教室をはじめ、県外からは京都から、そして県内からは40近い道場が参加。高学年チーム、低学年チーム42チーム、中学生194名の総勢525名が鍛錬した腕前を競った。
この大会では剣を交えて切磋琢磨し、この経験をきっかけに小中高を通して交流を深めていってもらいたい、剣道を通じてできた出会いや剣道のすばらしさ、周りのサポートや支えてくれた両親、指導をしてくれた先生との出会いなど、子供たちとってこの大会が思い出作りのきっかけになればうれしい。剣道を学んでいく上で仲間、先輩、後輩、両親、先生などの出会いを大切にし、感謝することができる人になってもらいたいと大会会長の上山さんは語る。
自身も、剣道をやってきたおかげで今の自分がある。実際この大会が開催できたのも、保護者や生徒、指導者が三位一体となることで開催することができたと感慨深く語る。
どのチームも試合前は和やかな表情を見せるも、ひとたび試合になると一転気迫が感じられた。勝ち進むチームは特に迫力があり、チーム一丸となって戦いに挑む姿が見られ、選手たちは稽古の成果を発揮して竹刀を振り、気合あふれる声を響かせた。
まだ体の小さい小学生の子でも迫力のあまり、突き返されて倒れる子もいたほどだ。
どの試合もほんの一瞬の間合いで決まってしまう対戦ばかりで、応援するこちらも見入るほどであった。
試合結果は中学生男子 優勝 横須賀剣道教室 関屋優作くん。2位 斉年寺道場剣志会 柴田琉成くん。
中学生女子 優勝 電友会 池田理采さん 2位 安城篠目振風会 北川さん
団体では
小学低学年の部
優勝 京都清練会 2位 鍾念道場
敢闘賞として
梅園剣道教室(岡崎)と東レ居敬堂(岡崎)
小学生高学年の部
優勝 東レ居敬堂(岡崎) 2位 鍾念道場
参加する団体からは、今後も開催してほしいとの声もあり何年か後を目標に開催できたら、という。
剣道というスポーツの歴史の長さと絆を垣間見れた大会だった。戦いを通じて剣士たちの交流は広がりを見せる。
外崎浩子
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