中学校への架け橋に。
バスケを通した成長。
美合小学校
男子バスケットボール部
2月中旬、活気にあふれ、一生懸命に練習をしている美合小学校男子バスケットボール部に取材を行った。
この日の練習は、基本的ではあるが常に相手の動きを意識したフットワークから始まり、シュートまでつながるような動きのあるボール回し、最後は5対5の実戦練習だった。常に声を出し、全員が練習に参加していた。
新チームになってから初めての大会を終えたばかりの練習だったため、直近の大会での反省を活かした練習や動きが多かった。特に5対5では3分間を1回とし、プレーしていない子もコートの中を見つめ、全員でそのプレーを確認する。これを部活動の時間が許す限り何回も行っていた。
顧問の蜂須賀先生は「キャッチやシュートが上達してきた。春、夏までにチームとしての力を底上げできればいい」と話してくれ、この冬に練習するべきことは明確なようだった。また、小学校の部活動を通して挨拶やマナーの大切さや、物を大事にすること、基本的な運動能力を上げることなど、中学校に上がっても子供たちが学校生活に不自由なく溶け込めるような土台作りも意識していた。この日は、中学校でもバスケを続けたい6年生も練習に参加し、後輩たちとともにプレーし、アドバイスを送っていた。
体も心も大きく成長する時期に部活動を通して様々な思いや経験を積み、次へのステージに活かしてほしい。
菅沼卓徒
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