一音専心。
響け。南中サウンド。
岡崎市立南中学校
吹奏楽部
11月中旬に岡崎トレッドゴードマーケットで行われる「スチューデントジャズコンサート」に出演する岡崎市立南中学校、吹奏楽部に取材を行った。
練習の雰囲気は和気あいあいとしたもので、終始穏やかな様子だった。顧問の鶴田先生も「本番をたくさん経験しているため、場慣れしている」と話す。それもそのはず。マーチング東海大会で銀賞を獲得し、全日本ブラスシンフォニーコンクールでは、予選を通過し本選出場を決めた。
本番をたくさん経験しているからこその楽しそうな雰囲気だった。
練習の内容は、コンサートに向けて、曲の通し練習で、時間を区切って練習を行っていた。笑顔あふれることが多かったが、鶴田先生の「ワン、ツー、スリー、はい」の掛け声の瞬間、すぐに曲に集中するあたりは見事だった。普段は呼吸の練習や、ロングトーンの練習といった基礎練習もしている。しかし、どうしても部活動の時間が短いため、生徒たちが自主的に昼休みを使って練習をしている。これは先輩たちから習慣づいているもので、質の高い演奏につながってくる。
インタビューに答えてくれた清水彩那(しみず さな)さんは「マーチングもポップスも盛り上げられることが強みです。」
「お客様を感動させることのできる音楽を届けたい」と意気込んでいた。
響け。南中サウンド。その音が東海地方に響き渡る日も遠くない。
[ad]