着実に優勝へ
北野パンサーズ
北野パンサーズは、北野学区でフットベースボールチームを作りたい有志が立ち上げ、今年で16年目になる。
現在小学1年から6年生まで32名が在籍。パンサーズの他に北野学区にはもう1つのクラブチームがあり、フットボール人口の多い地域。チーム編成もバランスを見ながら学年に関係なく選んでいる。
澤田周克(さわだひろかつ)さんは、指導に入るようになって7年。北野パンサーズのメンバーについては、「とても強くて飲み込みの早い子が多い。厳しく指導してもみんな逞しく受け止めてくれる」と期待を寄せる。
チームの卒業生も練習に顔を出し指導に加わるなど、その団結力も持ち味の1つ。澤田さんは「技術面はもちろんだが、挨拶のきちんとできる人になって欲しい」と人間的な成長も願って指導している。
目下の目標は近く行われるヒマラヤ杯フットベースボール大会での優勝。この大会は昨年優勝を収めており、連覇を狙う。
キャプテンを務める本田優里菜(ゆりか)さんは、常に声を出し、選手全員を引っ張るムードメーカー。メンバーからの信頼も厚い。
そんなキャプテンを支える副キャプテンは長谷川亜未(あみ)さん。現在練習している走塁送球をしっかりできるようにし、これから行われる予定の様々な試合で優勝を目指して頑張りたい、と力強くハキハキと語ってくれた。
素直で気持ちの良い挨拶が印象的な北野パンサーズのメンバーたち。今後の大会でも優秀な成績を収め、活躍していくことを予感させた。
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