「自ら考える力」が伝統へ
竜海中学校 剣道部
剣道を通して、礼儀、チームワークなど人としてしっかり成長してほしい。勝つことはあくまで目標であり、そこに至るまでの人間形成を重要視する竜海中学校剣道部。
男子キャプテンの稲生翔輝くんは、「休憩は楽しく、練習は真剣にメリハリをつけて練習できるメンバー。全員でいい結果を出し、先輩たちのように団体で西三大会出場を目指す」と意気込む。
女子キャプテン宮地望央さんは「全体的に明るく、声もよく出るチーム。ホワイトボードに目標を書き、毎日意識し、一人一人考えて練習に取り組んでいる」と話すように仲の良いチームであり、互いに意見も言い合えるチームだという。
男子顧問の武井先生は、「自分たちで考えて自分たちで行動することが非常に大事である。練習メニューも自分たちで考えているため、失敗することもあるが、そこからいろんなことを学んでほしい」と自主性を尊重する。
卒業生も普段から後輩たちを気にかけ、試合や大会の応援にきてくれている。
3年前先輩たちが掲げた「魂心(こんしん)の一撃をこの一瞬にこめて」という合言葉。
先輩たちからの伝統を大事にし、先輩たちと同じようにすごくいい雰囲気で練習に取り組んでいるという。
中学校から剣道を始めた子も多くいるチームだが、一人一人が定期的に課題を意識する。自分たちで課題を克服し、団結力を高め、まずは西三大会出場を目指す。
菅沼卓徒
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