気づき、仲間の為に動ける集団に
美川中学校
野球部
学校から歩いて5分ほど離れたサブグランドで練習をする野球部は、練習のたびに自分たちでグランドまで道具を運ぶ。
グランドの横には、地域の方の散歩コースにもなっているが、誰かが通るたびに見つけた子から挨拶をし、全員がしっかりと帽子をとって挨拶をする。「いち中学生として、元気よく挨拶ができる子であってほしい」と顧問の伴先生も話すように、一人一人がしっかりと挨拶できる。
キャプテンでもあり、ピッチャーで4番とチームの柱でもある鶴見司(つるみつかさ)くんは、「みんなで声を掛け合って、集中して練習ができている。西三河大会出場がチームの目標である」と話す。「送球ミスが多いので、キャッチボールからしっかり声を出して、丁寧なプレーを心がけて練習をしていきたい」と冷静にチームを分析しながら、課題の克服に向けて練習に取り組んでいた。
「まじめな選手が多く、キャプテンを中心に一生懸命取り組む部員が多い。いつでも仲間に声をかけることと、試合を想定して練習することを常に指導している」と伴先生。
気づいて仲間の為に動ける集団になってほしい」と話す。仲間の苦しい時の表情に気づき、助けるための行動を自ら考える。そういった日々の積み重ねが相手の表情を読み取る力に繋がる。地域の協力に感謝し、勝利を目指す。
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