伸び伸びと楽しく。武道教育による人間的成長。

2019/11/12 その他 ,チーム紹介チーム紹介,MEIBUKAI格闘技ジム,キックボクシング

MEIBUKAI格闘技ジム

季節の変わり目、夕方も涼しくなってきた時期に、熱気溢れる場所がある。プロ選手も輩出しているMEIBUKAI格闘技ジム、キックボクシングジュニアクラスに取材を行った。

この日は4歳～小学校6年生までが通っており、元気に明るく、ときには笑いながら和気あいあいとした雰囲気の中で練習は行われた。ここでの理念は「キックボクシングを通して武道教育を行っている」ことだ。挨拶や礼儀、作法など、人として大事なことを教えながらも、強さも身に着けることができるジムだ。

代表の丹山さんは「キックボクシングは殴られたり、蹴られたりするスポーツ。普段の生活では味わえない緊張感を経験でき、その経験から何か壁にぶつかったときに少しでも乗り越えられる強さを身に着けてほしい」と語る。また、練習の合間に「言われなくてもできる人、何回も言われずに動ける人になろう」と何度か呼び掛けており、生徒たちは自分自身で道具を整理整頓したり、しっかり片付けをしたりと、武道教育が徹底されていた。

そんな教育がしっかりと行き届いているこのクラスをまとめるリーダー、湯浅杏音さんは「練習も試合も楽しい。厳しくも、みんな笑っている。面白くて明るい子が多い」とこのクラスの雰囲気を伝えてくれた。

楽しさの中にも厳しさがあり、それが人をより大きく成長させる。そんな様子がしっかりと伝わってくるジムだった。