岡崎市民球場で白熱の戦い

第52回岡崎市中学校新人総合体育大会
軟式野球

10月2〜4日に、第52回岡崎市中学校新人総合体育大会軟式野球の部が行われた。

残暑厳しい中、決勝戦が行われたのは、岡崎市民球場。

普段使用している球技場とは違い、プロ野球や夏の高校野球の決勝戦が行われる場所ともあって、子どもたちは緊張しつつ、楽しんでプレーしている姿が印象的だった。

決勝で戦うのは城北中学校と矢作北中学校。城北中は、準決勝で北中に２対１で粘り勝ち。対する矢作北中は２回戦で大量得点した葵中を準決勝で０点に抑えて勝ち上がった。

決勝戦は城北中の杉浦投手、矢作北中の天野投手ともに好投が続き、粘りの守りを見せるなど両者とも先制点に苦しむ展開。

矢作北中は何度もチャンスを作るが、ピッチャーの好投に阻まれ得点に至らない。いっぽう城北中も、相手のミスを誘うなどして攻め込むも、硬い守備の前に得点できず、ゼロ対ゼロの攻防が続く。

７回、城北中もバントなどを駆使して満塁とするもダブルプレーでチャンスをつぶし、いよいよ勝負は延長戦タイブレイクへともつれ込んだ。

両チームの応援もより熱がこもる。

８回、矢作北中の攻撃の場面で城北中はピッチャーを片桐投手に交代。矢作北中を１点に抑えた。

その裏、城北中の厳しい反撃は矢作北中の悪送球を誘い、２人が帰ってサヨナラ勝ち。城北中学校は接戦を勝ち抜き、見事優勝に輝いた。

閉会式ではこの大会結果を踏まえ、冬にはさらに技術向上を目指して鍛錬し、また春に成長した姿を見せて欲しいという言葉で締めくくられた。

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