“刈谷サッカー”を全国へ知らしめたい。
KARIYA JY
“サッカーの街”として知られる刈谷。チーム創設10年を迎えた『ホペイロFC』は昨年、「“刈谷サッカー”をもっと全国に知らしめたい」という想いから、『KARIYA JY』と街の名称が入ったチーム名に変更。
県内有数の強豪である同クラブに所属するのは、総勢約120名(各学年30~40名)の選手たち。セレクションをくぐり抜けた“精鋭”だ。目標はもちろん「全国大会」となる。
近年は“あと一歩”の所で出場を逃しており、「今年こそは監督を全国大会に連れて行く!」と意気込む。
チームが目指すスタイルは、“誰が見ても面白いサッカー”。
高い技術を活かした、小気味良くボールが繋がる、“テンポの良いサッカー”で全国を目指す。
指導者は、子供たちの将来を見据える。
「サッカーは年々進化している。以前はスペシャリストが重宝されたが、今はそれではダメ。どんな監督の元でも認められるオールラウンダーを育成することこそ、我々に与えられた使命。彼らのゴールは“ここ”ではないですから」。
プロ選手として活躍した監督を中心に、いち早く時代の変化に対応し、“上”で活躍できる選手の育成に力を入れる。
「自分の時代には良かったとされることが、今のサッカーではダメなことが多い。子供たちと一緒に“新しいモノ”を吸収しながら、子供たちと一緒に、我々指導者も成長させてもらっています」と同監督。自身の現役時代の苦悩を踏まえ、子供たちと接しているという。
同クラブは、現在は東海リーグに所属し、全国を目指している。
「刈谷から全国へ!」。
全国を席巻する日もきっと遠くない。