市長杯の先を見て。

葵中学校 女子・男子バスケットボール部

葵中学校
女子・男子バスケットボール部

2階のフロアーに続く階段の入り口。部活によくある気合のこもった大きな掛け声は・・・聞こえてこない。
扉を開けると男女バスケ部総勢60名がコート一面ずつを使い、女子は、ボールにかかる指先の感覚を確認しながらのシュート練習。
男子は、ポジショニングや仲間とのタイミングをじっくり思考しながらのゲーム形式練習。気合を込めた厳しい練習というより、バスケにじっくりとそして、深く取り組んでいる様子がうかがえた。
女子の目標は、先輩達を越えたいという思いで立てた「県大会ベスト4」。オフェンスでは速攻を、ディフェンスでは「2人で1人を見る」ことが自分達の特徴だと話す。目標達成に向けてリバウンド強化の真っ最中だという。
一方男子の目標は、チームができた当初から同じ「全国大会出場」。一人一人がしっかり走り、ゴールに向かうこと。そして、1対1で確実にディフェンスすることが強みだ。さらにシュート力とリバウンドを強化して夏の本番に備える。
男女ともに、市内ライバル校の存在は気にせず、市長杯優勝を通過点に捉え、さらにその先にある自らの目標に向かう。
自らが「小さいチーム」であることをふまえた上で、あと2カ月、さらに進化を遂げ、県下そして全国にその名をとどろかせてほしい。

葵中学校 女子・男子バスケットボール部




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