目標を掲げ「凡事徹底」。

竜南中学校陸上部

竜南中学校
陸上部

男子18名、女子12名と、1~2年合わせて30名の岡崎市でおそらく1番小さな竜南中学校陸上部。しかし少人数ならではのメリットがある。「少人数だから声をかけやすくアドバイスしやすい。1人1人にしっかり向き合える時間が持てる」と言われるのはご自身も中学・高校と陸上選手だった稲垣先生。陸上部の顧問を務めて20年目になるベテラン先生である。同じく陸上部経験のある顧問の野々山先生とともに、生徒たちの練習を見守る。陸上は自分の動きを考え、修正しながら行うスポーツだからこそ経験のある指導者のサポートは心強い。

生徒たちは皆、目標設定用紙に3段階目標を掲げており、それを冊子にして大会時にみんなが見れるようにしている。個々の目標を周知させることで、どれだけ頑張ったのか、目標達成度合いを見える化することでみんなの意識が変わり、記録的にも精神的にも成長するそうだ。少人数で全種目にエントリーが難しい中、今年の大会で総合入賞することができたのも、その効果であろう。

女子キャプテンの石川陽菜(はな)さんは、「1人1人が決勝に行けるように、またチームに貢献して総合入賞を目指したい」と来年に向けた目標を語ってくれた。男子キャプテンの高山瑞士(みずと)くんも、「自分が口にしたことは自分が率先して守り、みんなの見本となれるように」としっかり話してくれた。掲げた目標を1つ1つ達成して、やりきった笑顔で大会に臨めるように頑張ってほしい。

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