凡事徹底
愛される選手・チームに
新香山中学校
女子バレーボール部
「時を守り」「場を清め」「礼を正す」。凡事徹底を体現できている生徒が20人集まる部活が新香山中学校女子バレーボール部だ。新チームになって以降、岡崎市の新人戦で準優勝、西三河大会で3位と着実に力を付けており、県大会への出場を果たすことができた。向上心をもち、さらなる高みを目指す。
そのチームを引っ張るキャプテン、曽根玲那(そね れいな)さんは「誰よりも声を出して、みんなから愛されるチームにしたい」とハキハキとした口調で語ってくれ、この日の練習にも熱が入る。
練習内容はサーブ、スパイク、サーブカットから攻撃につなげる実践練習だったが、一つ一つにノルマを設定し、数と時間にメリハリをつけ、質の高い練習を行っていた。何よりも切り替えが早く、無駄な動きがない。その動きに合わせるようにチームの雰囲気も活気づく。ピリッとした雰囲気でありながら元気に声が飛び交っており、この雰囲気は顧問の川端先生曰く「先輩たちから受け継がれてきたもの」だそう。そして、その生徒たちを「どこに連れて行っても恥ずかしくない姿」と自信を持つ。
凡事徹底。当たり前のことを徹底的に行ってきた姿は、誰が見ても清々しく、こちらまで元気にさせてくれる。
最後までボールをつなぎ、想いよ届け。
[ad]