幅広いジャンルの
 音楽を感じて

スチューデントジャズコンサート

スチューデントジャズコンサート

前号で取材した南中学校吹奏楽部。11月10日(土)に出会いの杜公園で行われた岡崎トレッドゴードマーケットの野外イベント「スチューデントジャズコンサート」の本番を取材させていただいた。

口コミで評判になり、公演依頼は年々増えており、今年度は6公演の依頼が来ている。今回のコンサートは4公演目となるが、今回は3年生が引退後、2年生が主導となって行う初演奏会となり、ソロを担当する2年生が奮闘した。前日の雨天の影響か、当日は晴天ながらも風が強く、時折突風で楽譜が倒れるというハプニングもありながらの演奏となったが、多くの観客が見守る中、ラテンあり、ジャズあり、また今回は季節柄クリスマスソングも取り入れながら多岐に渡るジャンルを堂々と演奏した。普段は室内での演奏だが、今回は野外コンサートということで「響かない野外だからこそしっかりと吹く」ことを意識した、と顧問の鶴田先生は仰った。

普段の練習においても、いろんなジャンルの音楽を取り入れており、マーチング・ポップス・ラテン・ジャズ・ボサノバなど、幅広いジャンルを演奏できるのは岡崎では当校のみ!と先生は自負されている。多岐に渡るジャンルを演奏することで、音楽を感じられるようになり、感覚が身についてくる。また、演奏だけでなく、音楽の背景を学び、分析するように生徒たちへ働きかけているとのこと。先生の想いを受けて、1人1人が幅広い感覚を身につけ、今後さらに質の高い演奏に繋がっていくことであろう。これからも観客の心に残る演奏を響かせてほしい。

ススチューデントジャズコンサート ススチューデントジャズコンサート stands

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